Golden South Sea Pearl
白蝶ゴールデンパール | |
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化学名: | 炭酸カルシウム |
主要成分: | アラゴナイト、コンキリオン |
光沢: | 真珠光沢 |
硬度: | 2.5-4.5 |
屈折率: | 1.52-1.69 |
比重: | 2.6-2.9 |
白蝶パールの中でもゴールドリップと呼ばれる、貝の内側が金色の白蝶貝(Pinctada maxima)から採れる、イエロー・ゴールドカラーの海水パール。
生産されているのは主にミャンマー、フィリピン、インドネシア。
ミャンマーはグリーン味を持ったゴールドカラーが多く、フィリピンなどではレッド味を持ったゴールドカラーが多く採れ、産地による色の特徴がある。
中でも、きれいな濃い色のゴールドカラーは出現率が非常に少なく、市場価値が高い。
ゴールドリップの白蝶パールはシルバーリップに比べひと回り小さくなるので、産出されるサイズは主に8mm~17mmくらいまでとなり、20mmを超えるもの極稀に産出される。
ゴールデンパールの養殖
ゴールデンパールの養殖産業は、ミャンマーにて1954年に、日本のミキモトがメルギー諸島に養殖場を開設したのが始まりです。
真珠の養殖に恵まれた自然環境に加え、日本のアコヤパールの養殖で培った高度な技術により、独自の核入れに成功し、ミャンマー産真珠が生産されました。
その後1990年代にはフィリピンにおいてもゴールデンパールの養殖が始まり、最近では品質も格段に向上し、2011年以降の真珠生産量は300万個を超えている。